【3枚目】ヒコーキ写真の魅力 6年 K (リレーブログ)

 こんにちは!

 社長からバトンをもらいました、6年のKです。2018年4月から2019年夏まで部長を務めていました。

 リレーブログ第3回ということで、今回は私がカメラを本格的に始めたきっかけでもあるヒコーキ写真の魅力をお伝えしようと思います。写真だけでも眺めていただけると嬉しいです!

【目次】

1. 自己紹介(カメラ歴の紹介)
2. 写真の紹介
3. 休憩
4. 遠征の魅力
5. さいごに

高松空港/高山航空公園にて。TAKベースの知人に撮影してもらいました。右下が筆者です。 2018.08.19  


1. 自己紹介

 まずは、写真部ブログ恒例(?!)のカメラ歴紹介です。(興味のない方は飛ばしてください笑)

2007年〜
 当時いわゆる”乗り鉄”だった私は、Fujifilm FinePix F700を持たせてもらい、初乗り160円の切符で東京近郊区間内の一筆書き(遠回り)を楽しんでいました。小学4年生で一人旅を許してくれた家族には感謝しています。このあたりが私とカメラとの最初の出会いです。
 F700は有効画素数620万画素、光学ズーム3倍。今のスマホの方が遥かに性能が良いのですが、それまで我が家ではフィルムを使っていたので、デジカメの使いやすさには家族皆感動でした。撮った写真をその場で確認できるなんて、最高ですよね。なかなか重厚な作りで、今でも一応動きます。xDピクチャーカードも今となっては懐かしい一品です。


2010年〜
 その後、2010年 FUJIFILM FinePix F70EXR、2012年 OLYMPUS SZ-10に更新。残念ながら、一眼レフなんて贅沢品は買ってもらえません(泣)。
 この頃から旅客機にのめり込み、学校の定期試験が終わる度に羽田空港の展望デッキに通いました。SZ-10の優れた手ブレ補正にはお世話になりましたね。まだガラケーだったので(というか2020年までガラケーでした...)、旅行代理店に置いてある紙の時刻表でB747-400DやB787-8の発着時刻を調べていたのが懐かしいです。雑誌で知った 風向きによって変わる運用方式を参考に、3つのターミナル間を行ったり来たりしていました。
OLYMPUS SZ-10   羽田空港   2012.07.15

   OLYMPUS SZ-10   羽田空港   2013.09.09

2016年
 群馬大学に進学。当時 部員数3人だった医学部写真部には入らず、音楽系のサークルに入りました(ごめんなさい)。この頃はヤマダ電機で2万円弱で買ってもらったFujifilm FinePix S8600を使っていました。フジらしい色と軽さ、そして光学式36倍ズームは良かったものの、動くものを撮るのには全く向いていないカメラなんですよねぇこれ。。どうにも使いこなせず、一時はカメラが嫌いになりました。。ぴえん。

2017年
 2月、Canon EOS7D MarkⅡでようやく一眼レフデビュー!
 サークルの同期に勧められ、前橋市内の某有名カメラ店で購入しました。当時店員だった医学部写真部部長の某N氏に、カメラを買ったその場で写真部に誘っていただき迷わず入部。写真展では色々なジャンルの写真の撮り方を教えてくださり、とても勉強になりました。N氏は誰よりも尊敬する大先輩で、今でも仲良くしていただいています。

2019年
 近所の某アイス屋さんの店主に影響され、単焦点を買い始めました。元々持っていたEF50mm F1.8 STMに加え、EF-S24mm F2.8 STM、EF85mm F1.8 USMを購入。

2020年
 暗所での撮影機会が増えてきたため、コツコツ働いて貯めたお金でEOS5D MarkⅣを追加投入。レンズもこれまでの主力100-400に加え、EF24-70mm F2.8L II USM、EF70-200mm F2.8L Ⅱ USM、EF16-35mm F4L IS USMに一新しました。



2. 写真の紹介

 ここからは、これまで撮ってきたヒコーキ写真を振り返ってみようと思います。
 まずは一眼レフ購入翌々日に羽田空港で撮影した写真から。コンデジで飛行機を撮るのは本当に大変、というかほぼ運次第だったのに、いとも簡単に撮影できて楽しくて仕方ありませんでした。

 Canon EOS 7D Mark II+Canon EF 100-400mm f/4.5-5.6L IS USM 羽田空港 2017.02.21

 当時、北風運用の日は朝に3便限定で富士山をバックに北向きに離陸、すぐ180°左旋回する「ハミングバードディパーチャー」という出発方式があり(現在は騒音問題で廃止)、冬の天気がいい日に何度も撮りに行きました。展望デッキが6時30分に開いて、離陸が7時50分〜8時頃なので、気温5度前後の中 場所取りして1時間以上待ち続けます。撮影後にマックで飲むホットコーヒーは最高でした。

 第2ターミナルの展望デッキからの日の出も素晴らしいです。2020年以前は、元日ともなると 始発のモノレールに乗ってとんでもない数の人がデッキに押し寄せていました。
  Canon EOS 7D Mark II+Canon EF 100-400mm f/4.5-5.6L IS USM 羽田空港 2019.01.02


 運が良いと展望デッキから月丼が撮れます。
Canon EOS 7D Mark II+Canon EF 100-400mm f/4.5-5.6L IS USM 羽田空港 2018.12.28


 羽田は夜も幻想的です。流し撮りは練習あるのみ。私もまだまだ修行が足りません...!
Canon EOS 5D MarkⅣ+Canon EF70-200mm f/2.8 L IS Ⅱ USM 羽田空港 2020.11.28


 空港周辺からの撮影もなかなか面白いです。2020年からは羽田新ルートの運用が始まり、都心の景色と着陸機を絡められるようになりました。
Canon EOS 5D MarkⅣ+Canon EF 24-70mm f/2.8L IS Ⅱ USM 東京都庁 2020.08.14

Canon EOS 7D Mark II+Canon EF 100-400mm f/4.5-5.6L IS USM 城南島海浜公園 2018.01.06

Canon EOS 7D Mark II+Canon EF-S 10-22mm f/3.5-4.5 USM   東峰神社  2018.12.28



3. 休憩

 長くなってきましたので、ここでちょっと一休み。ということで宣伝です。(興味のない方は飛ばしてください笑)

 おそらく医学部写真部公式Twitterからブログに辿り着いた方が多いかと思いますが、公式Instagram(@gump_info)も不定期で更新しています!

 Twitterは写真部や地元群馬関連の情報発信がメインですが、Instagramでは部員の作品の紹介を行っています。色々な作風をお楽しみいただけるかと思います。
 是非フォロー、いいね、宜しくお願いします!(URLは instagram.com/gump_info です。)





4. 遠征の魅力

 ヒコーキ写真の趣味を始めてから、地方空港などへ遠征する機会も増えました。地元のスポッターの方がわざわざ車で案内してくださることも多々あり、改めていい趣味に出逢えたなぁと思っています。競争意識の激しい某○り鉄界隈と比べて、圧倒的に温かい人が多い印象です(笑)。

Canon EOS 7D Mark II+Canon EF 100-400mm f/4.5-5.6L IS USM 富山空港 2018.03.11

Canon EOS 7D Mark II+Canon EF 100-400mm f/4.5-5.6L IS USM 富山空港 2018.03.11


 続いては高松空港。山の上にある空港です。地方空港の中では高松が一番好きです。
Canon EOS 7D Mark II+Canon EF 100-400mm f/4.5-5.6L IS USM 高松空港 2018.08.19

  高松遠征でご一緒したTAKベースの方々と、着陸機。
Canon EOS 7D Mark II+Canon EF-S 18-135mm f/3.5-5.6 IS 高松空港 2018.08.19


 地方空港では次の離着陸まで1〜2時間待つなんて日常茶飯事。酷暑のなか高山航空公園で暇を潰していると、頭上に虹色のコントレイルが!!本物を見たのは初めてで嬉しかったなぁ。
Canon EOS 7D Mark II+Canon EF 100-400mm f/4.5-5.6L IS USM 高松空港 2018.08.19


 そんなこんなで、光線や風向き、飛行機の機種、周りの景色、空の表情などを考えながら、一便一便 大切に切り取るのは、地方空港の醍醐味!めちゃめちゃ面白いですよ!
 高松の写真もっと見たい!という方は、インスタで@mpsgaro さんを検索してみてください。私が尊敬する大先生です。


 続いては宮崎ブーゲンビリア空港。サーフィンでも有名な赤江浜に打ち寄せる大波は大迫力でした。海沿いに繋がる道をGoogle mapで血眼になって探しました。
Canon EOS 7D Mark II+Canon EF 100-400mm f/4.5-5.6L IS USM 宮崎空港 2018.10.27

Canon EOS 7D Mark II+Canon EF 100-400mm f/4.5-5.6L IS USM 宮崎空港 2018.10.27


 日本屈指の豪雪空港、青森。
Canon EOS 7D Mark II+Canon EF 100-400mm f/4.5-5.6L IS USM 青森空港 2018.12.24


 言わずと知れた航空ファンの聖地、千里川の土手。車がなくても、JR伊丹駅のレンタサイクルで容易にアクセスできます。夜景もおすすめ。航空ファンではない人も楽しめるはずです。
Canon EOS 7D Mark II+Canon EF-S 10-22mm f/3.5-4.5 USM    伊丹空港 2018.08.18

Canon EOS 7D Mark II+Canon EF 400mm f/2.8L IS II USM    伊丹空港 2018.08.18

 ANAのA380  FLYING HONU初号機 成田到着の際の写真。さくらの山公園では多くのファンが出迎えました。これだけ人が集まっても、みんな空に向かって構えるので罵声大会にはなりません!平和です。
Canon EOS 7D Mark II+Canon EF 100-400mm f/4.5-5.6L IS USM 成田空港 2019.03.21


 続いては、スイス ジュネーヴ国際空港からバスで10分程の場所にある歩道橋から。エチオピア航空の787が飛来するとあって多くの地元スポッターが来ており、ANAのA380導入などの話が弾みました。なんとほとんどの人がキヤノンの一眼レフユーザーだったのが印象的でしたね。中にはわざわざ訪日して新宿で買ったという人も。
 私はまだそれほど経験していませんが、海外遠征もめちゃ面白いです!コロナが収束したら、台北松山空港やプリンセス・ジュリアナ空港に行ってみたいなぁ。
Canon EOS 7D Mark II+Canon EF 100-400mm f/4.5-5.6L IS USM ジュネーヴ国際空港 2019.03.27


 機内からの景色も楽しみの一つです。
Canon EOS 5D MarkⅣ+Canon EF 24-70mm f/2.8L IS Ⅱ USM  霧島市上空 2020.08.05

Canon EOS 7D Mark II+Canon EF-S 10-22mm f/3.5-4.5 USM   新千歳空港離陸後 2020.07.24

Canon EOS 7D Mark II+Canon EF-S 10-22mm f/3.5-4.5 USM    津軽海峡上空  2020.07.24


 最近では、所用のついでに高知空港と高松空港へ行ってきました。少しご紹介。
Canon EOS 5D MarkⅣ+Canon EF 24-70mm f/2.8L IS Ⅱ USM 高知空港 2021.01.24

Canon EOS 5D MarkⅣ+Canon EF 70-200mm f/2.8L IS Ⅱ USM  高知空港 2021.01.22

Canon EOS 5D MarkⅣ+Canon EF 16-35mm f/4L IS USM  高松空港 2021.03.27



5. さいごに

 もともと飛行機と日本の四季を絡めた写真を撮りたくて始めた一眼レフでしたが、写真部への入部がきっかけで花火やポートレート、星、蛍、紅葉など色々な写真を撮る機会に恵まれ、表現の幅もより一層広がりました。2021年4月は一瞬だけ活動が再開したものの、再び活動禁止となり先が見通せませんが、また撮影会ができたらいいなぁと思う日々です。撮影会や写真展は親睦を深められるだけではなく、色々な技や情報を盗める機会ですので、これからもどんどん盛り上がってほしいです。

 もしもまたブログを書く順番が回ってきたら、次回は医学部写真部発展の秘話を公開しようと思います。この数年間で、部員数70人超の巨大サークルに成長しました。一緒に写真部を盛り上げてくれている部員の皆さんには感謝しきれません!!

 次のバトンは、現部長 清水くんとともに写真部に新しい風を吹き込んでくれた、医学科3年の某Kさんに渡したいと思います。ご期待ください!最後までお読みいただきありがとうございました!

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